近鉄と三重県 少し解説

みなさん、こんにちは。

 

旅行に行きたいがあまり、脳内では綿密な計画を立てているのでしょう。

旅行と鉄道は切っても切れないものです。

三重県の鉄道は私鉄がJRより、優位な状況です。

三重県の私鉄の代表格である『近鉄

私がしっかりと覚えてる範囲で

変化したこと、おかしなことを紹介したいと思います。

 

・連続して停車する急行

私鉄の急行列車というものは、基本的に特急と普通の間に位置し

やや遅いが快適なイメージを持たれているのでしょう。

ですが、そうではないと知った時の絶望はあります。

近鉄ではミロのヴィーナスや金ぴかの大仏で有名なルーブル美術館を模した

榊原温泉口』駅から

普通な公立校で甲子園に出場した奈良県

『桜井』駅の間

急行列車は2駅の間を全部停車します。

間の駅は14駅、もう普通列車です。

特急列車に乗れ、と言わんばかりです。

 

特に榊原温泉口駅から名前だけは爽やかな青山町駅までは急行か普通の

2本しかない始末です。

 

その他に

三重大学の最寄り駅

『江戸橋』駅と

少し前まで嬉野【町】だった

『伊勢中川』駅の間の

5駅も連続で停車します。

新たに2駅を急行が停車することになった結果です。

新たな2駅の一つ『南が丘』駅

一軒家が多く並び立ち、三重県運転免許センターの最寄り駅です。

人口増加と公共交通機関の利用が叫ばれている中での停車です。

もう一つの駅『桃園』駅

ごめんなさい。よくわからないのです。

連続して停車する間の停車駅『津新町』には3番ホームが存在します。

四日市から津方面へ行く普通列車はだいたい津新町駅行きになりました。

3番ホームが有効活用され、

手前の駅で2ホームしかない『津』駅を

助けるのでしょう。

 

・『津』駅にノンストップが全部停車

名古屋と大阪難波を走るノンストップ列車

昔、『津』駅は早朝と夕方以降しか止まらないものでした。

日中は名古屋とコリアタウン鶴橋の間は止まらず

約2時間とまらない列車で、新幹線の新横浜と名古屋よりも長かったです。

ダイヤ改正により『津』が全部停車になり、津だけでなく

『名古屋』駅と『津』駅の間の特急停車駅

桑名、四日市、白子(鈴鹿)駅を利用する方々にも恩恵を得るようになりました。

 

・『五十鈴川』行きの増加

五十鈴川』駅、伊勢の中で地味な特急停車駅です。

手前の『宇治山田』駅は国の登録有形文化財に指定されるような立派な液で

皇族の方々が利用なされる駅舎で、貴賓室が存在します。

五十鈴川』行きは昔は結構レアな存在でした。

急行列車は、ほぼほぼ『宇治山田』行きでした。

いまは、急行の行き先で『宇治山田』は少なく『五十鈴川』行きです。

 

五十鈴川』行きに伸ばしたのは伊勢神宮・内宮に行く方を狙いにしたのでしょう。

五十鈴川』駅から内宮まで2㎞ほどあります。ちょっとしたハイキングです。

ですが、伊勢神宮は外宮を参拝してから内宮を参拝するのが本来の参拝です。

内宮(五十鈴川駅)へ行く前に外宮(伊勢市駅)へ行っていください。

ただ単純に『五十鈴川』へ行く列車の本数が増えることは良いことだと思います。

私は反省します。

 

・『桑名』行き特急

近鉄の大阪方面から名古屋方面へ行く最終列車

大阪難波を21時30分に発車し、津を23時前、四日市を23時20分ごろに到着する

特急列車、過去は『桑名』行きだったのです。

は? と思うでしょう。私も思いました。

 

考えられる理由としては、桑名から直接車庫へ回送したいのです。

桑名と名古屋の間には『冨吉』と『米野』の車庫が存在します。

乗ってる列車の中で私も駅周辺の車庫をよく見ていました。

運転手など、近鉄で働いている方々からすれば

働く時間を少しでも短くしたいのでしょう。

 

すみません、この特急列車

津駅では最終列車なのです。

四日市駅では、ギリ最終列車なのです。

名駅で名古屋行きのが待ってくれるのでしょう。

特急列車に乗った挙句、普通列車に乗り換えて名古屋へ行くというのは

かなりひどいです。

 

まぁ、いろいろと苦情があったのでしょうし

苦情を言った方々が新幹線を使って名古屋へと向かったのでしょう。

 

イロイロあって、名古屋良くに収まりました。

最初からそうすればよかったのにねぇ。

 

近鉄は運航している地域が広いため、

変化したこと、おかしなことは大阪・奈良・京都方面でも

様々にあります。

 

私鉄のツッコミどころはたくさんあります。

名鉄の方がカオスかもしれません。

 

鉄道を使ってよい旅ができるよう

耐え抜きましょう。